Finance

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クラス名: (FINA6241) Corporate Financial Analysis and Decisions
期間: Spring 通期
教授名: Andrew Winton
単位数: 4単位
クラス概要: 企業経営のうちのファイナンス・サイドの意思決定がどのように株主価値を創造し、あるいは破壊するかに焦点を当てつつ、マネジャーが直面するファイナンス上の意思決定を検討する。Corporate Financeの基本概念が網羅されるため、Financeメージャーの人には必須。具体的なトピックとしては、Capital Budgeting and Market Efficiency、Capital Structure、WACC、Adjusted Present Value、Financial Distress Costs、Initial Public Offerings、Seasoned Equity and Debt Offerings、Capital Structure and Managerial Incentives、Dividends and Share Repurchases、Options Basics、Corporate Securities as Options、Investment Projects as Options。教授お手製のClass Noteとレクチャーで理論を学んだ後、それをCaseに応用する。お手製のClass Noteは重要なポイントがわかりやすくまとめられており素晴らしい。分厚い教科書を読まなくてもClass Noteを読んで授業に出席するだけでCorporate Financeの基本概念が理解できるように工夫されている。試験はミッドタームとファイナルの2回。その他にグループでのCase write-up提出が6回あった。

クラス名: (FINA6341) World Economy
期間: Spring 通期
教授名: Ross Levine
単位数: 4単位
クラス概要: Economics Menu Courseとして、このクラスかInternational Environment of Businessのどちらかを選択必修。マクロ経済学の範囲をカバーする。まず基本的な理論を学び、その後実際の経済事象に理論を当てはめていく。したがって経済科目にありがちな抽象論に終始することなく、モデルが実際の経済でどう働くのかを具体的に学ぶことができる。理論については基礎的なものに留まる為、特に経済のバックグラウンドが無くても授業の理解に問題はない、と思われる。学ぶテーマは経済成長、日米欧の経済、経済政策、通貨管理等多岐に渡る。成績はIn-class-exam3回、group-home-work(6回)、participationで決定される。試験は比較的ストレートな問題が多く、学習量がそのまま点数に結びつく。但し持ち込み不可なので、試験直前にかなりの暗記が必要。Financeの一科目であるが、特に専門的な内容ではなく一般教養的な位置付け。またEssay-questionも短文が主であるため、留学生にとっても比較的取り付き安い科目と思われる。

クラス名: (FINA6322) Equity Security Analysis
期間: Spring B Term
教授名: David Runkle
単位数: 2単位
クラス概要: 講師はミネアポリス本拠の大手証券会社U.S. Bancorp Piper Jaffrayのセルサイドアナリスト。MITでDoctorも取得。扱う範囲は、セルサイド・アナリストレポートの分析、company SEC filingsの分析、インダストリーの分析、income statement・balance sheet・cash flow statementの予測、ときわめて実践的。5~6人でチームを組み、チームごとに毎週アサインメントを提出、最後の授業では一つの産業と企業について書き上げたレポートを基にプレゼンテーションを行う。実際にセルサイドアナリストになりたい人が今までに得た知識を活用するアウトプットの練習の場としては最適なクラスだろう。要求されるワークロードは重め。また、証券会社の雰囲気に触れてみたい人にもお奨めである。逆に、Equity Valuationを理論からきちんと勉強したいという人にとっては期待外れかも。

クラス名: (FINA6242) Advanced Corporate Financial Analysis and Decisions
期間: Fall 通期
教授名: Rajdeep Singh
単位数: 4単位
クラス概要: 春学期のCorporate Financial Analysis and Decisionsで得たCorporate Financeの基本概念を前提に、さらに高度なファイナンス理論および概念とその企業意思決定への応用方法をレクチャーとケーススタディにより習得する。Financeメージャーの人にはお奨めのコース。具体的なトピックとしては、合併・買収(戦略、支払い手段、評価手法、法的枠組み、課税関係等)、Private equity securities、企業リストラクチャリング(Spin-off、Equity carve-outs、Leveraged buy-outs、Tracking stock等)、プロジェクトファイナンス、リアル・オプション。春学期に履修するCorporate Financial Analysis and Decisionsで学んだ概念の前提となる理論についてさらに深く理解するとともに、より現実的な新たな概念を習得することができる。また、理論および概念が高度なため学生から多くの質問が出されたが、学生の理解を促すため教授はそれぞれの質問に対しわかりやすく丁寧に回答していた。試験はミッドとファイナルの2回。毎週ケースディスカッションがあるが、Case write-up提出は7回であった。試験およびCase write-upはファイナンスに関する深い理解を試されるため、かなりハードである。

クラス名: (FINA6231) Portfolio Analysis and Management
期間: Fall B 半期
教授名: Gordon J. Alexander
単位数: 2単位
クラス概要: 機関投資家の観点から株式のポートフォリオを運用するために必要なコンセプトを学ぶ。カバーされるトピックは、証券市場に関する概論と、CAPM、Factor Models、APT、VaR等の基本的なフレームワーク。授業は分かりやすいが、範囲が膨大であるため進み方は早い。ほぼ毎回コールド・コールあり。5回あるHomeworkは意外とタフでてこずる。教科書は、ノーベル賞受賞者William Sharpeと共著の”Fundamentals of Investments“。日本の証券アナリストを既に持っている人や、CFAを目指している人にとっては目新しい議論はないが、仕事の傍ら独学で勉強してきた実務家が学者から理論を体系的に学び直すにはいい機会であると思う。範囲が広いわりに授業の期間が短いため、基本的なフレームワークを学ぶだけで終わってしまったのが残念だが、授業で扱った分野に関連する応用的なトピックを扱った論文や記事等は提示されるので、そこから先は個人の努力ということか。

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